ごあいさつ
お知らせ
2018-10-22 20:42:00
指導員の高橋です。
物と物との関係の概念の理解を促す課題として、『近接の関係』や『仲間あつめ』、『同じ・違うの理解』などがあります。
物と物を見比べたり、関係するものどうしをくくったりすることを通して、相対的な関係に気づき、比較の概念の基礎をつくることがねらいになります。
『近接の関係』の一般的な療育プログラムとして、日常的な経験をもとに、一緒に使う物(机と椅子・・・)や、機能の同じ物(箸とスプーン・・・)などを結びつける、というものがあります。
(実物やミニュチュア、絵カードなどを用います。)
また、私は、場所と物(公園と滑り台・・・)や、お仕事と物(お医者さんと聴診器・・・)などを結びつける、というプログラムも行っています。
尚、最近、料理と材料(玉子焼きと卵・・・)を結びつけるというプログラムを考えてみました。
上記のような様々なプログラムを通して、シンボル表象機能(何かを心に思い浮かべる力)を豊かにして思考の柔軟性を育み、また、私とのやり取りが楽しい!と感じてもらえればと思っております。