日記 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-07-24 13:28:00

『 かんてん遊び 』

保育士の中塚です。

 

7月20日(土)の「にじグループ」と「ほしグループ」で

『 かんてん遊び 』

のプログラムを行いました。

 

活動のねらいは

・手指に感じる滑らかさや柔らかさ、色合いの綺麗さ、握ったり叩いたりした時に鳴る音を楽しみ、触覚・視覚・聴覚を刺激する。

・感触遊びを一人ではなく友達と一緒に行うことによって、共感力を育む。

です。

 

今回の活動「かんてん」は、きっと触れた事のないお子様が多いと思います。

そんな中、にじ、ほしグループのお友達は興味、関心を持って取り組んでくれました。

 

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まずは『優しく触れてみる』からスタートです。

「どう?ぷるぷるするね」「冷たいね」など感触を表す言葉を声がけしながら進めていき、「潰してみよう」「どんな形になった?」「どうかな?」と子ども達の声も聴いていきます。

「先生見て、こんな所から出てきた!」「ジュースみたいだね」「ゼリーかな?」と子ども達の言葉の表現を受け止めていき、言葉も沢山引き出していきました。

 

また、色々な色、形のかんてんを使う事で、視覚による刺激もありました。

手の感触を苦手としているお子様には無理はさせず、一本指でチョンチョンと触れるだけでも大きな挑戦です。

「凄い、触れたね」「どう?気持ちいい?」「汚れたりしないから大丈夫だよ」と安心感を与えながら始めていき、最後はお友達同士でかんてんジュースを作れるほど苦手意識がなくなっていました。

出来上がったかんてんジュースは持ち帰ってもらい、家でもまた楽しんでもらえたらと思います。

2024-07-18 13:43:00

『 ようすことば の カルタとり 』

保育士の中塚です。

 

7月13日(土)の「にじグループ」で、

『 ようすことば の カルタとり 』

というプログラムを行いました。

 

活動のねらいは、

・言葉を聴いて、その言葉に合う絵カード(例:冷たい⇒アイス/かき氷、速い⇒チーター/新幹線、等々)を見つけ出すカルタ遊びを通して、聴き取る意識を持って聴く力、注目して見る力を伸ばす。

・友達と競い合いながら行い、積極性を育む。

です。

 

当初、ねらいの一つとして、競い合いながら行うことにしていたのですが、当日のスタッフ間の打ち合わせで方針を変更し、一人ずつ順番にカードを取り、個々の写真を見ての感じ方を受け止めていく事にしました。(競い合うのも楽しいですよね!)

 

初めはカードの数が多いため、その中からよく聴くワード、「甘い」「可愛い」は想像しやすく、簡単に選ぶ事が出来ていました。

やはり、「高い」「軽い」など自分の思っているものが可視化されにくい場合はカードを取るのか難しいようでした。

その様な時は、1つ1つカードを一緒に見ていき、「これは?」「これは何かわかる?」と声をかけていき、写真に集中してイメージしやすくなるようにしました。

また肯定的な声がけをする事で、何度も挑戦する気持ちが持てたようでした。

 

「綺麗だね」「しょっぱいね」「痛いね」など、日々の生活の中での声のかけ方で色々な言葉を獲得し、気持ちとマッチングさせていく年齢です。

きっとこれから沢山言葉を吸収し、成長してくれると思います。

2024-07-16 06:28:00

およげ!たいやきくん

おはようございます。

児童指導員の高橋です。

 

「およげ!たいやきくん」のペープサートを作りました。

昭和50年、私が小学二年生の時に流行った歌です。

 

私は、「およげ!たいやきくん」も好きでしたが、レコードのB面の「いっぽんでもニンジン」の方が大好きで、だいぶ前から、「いっぽんでもニンジン」のペープサートを療育で行っておりました。

「およげ!たいやきくん」のペープサートも作ろうとずっと思っていて、昨日、ようやく作りました。

 

絵を展開しながら、私が歌います!

ねらいは、『注目して見聞きする力を伸ばす。』です。

 

お子さんたちに楽しんでもらえたらと思っています。

2024-07-11 10:03:00

『 ダンス *エビカニクス* 』

保育士の中塚です。

 

7月6日(土)の「にじグループ」と「ほしグループ」で、

『 ダンス *エビカニクス* 』

のプログラムを行いました。

 

活動のねらいは

・相手に注目して、動作を模倣する。

・身体を大きく、メリハリ良く動かす。

です。

 

いつもグループ療育の始めのプログラムには歌やダンス、手遊びといったみんなが楽しく盛り上がるものを取り入れています。

今月は「エビカニクス」というダンスをみんなで踊りました。

にじグループ、ほしグループのお友達は、曲が流れると、「あっ!この歌知ってる」「踊ったことある」と教えてくれ、笑顔で踊っていました。

 

ダンスをする事で自分自身の身体をコントロールする力が身についたり、リズム感、表現力にも繋がると考えています。

一人で好きな曲に合わせて踊ることも楽しいですが、集団でお友達の表情を見て一緒に踊ることも楽しんでもらえたらと思います。

2024-07-09 13:16:00

ボードゲーム

児童指導員の酒井です。

 

年中さんグループで、あそびの時間に「くまさんとかぞえよう」というボードゲームを楽しみました。

ボードゲームのようなルールのあるあそびは、あまりおうちではしたことがないというお子さんも多く、教室では時々取り入れています。

 

このゲームは、自分の前に並んだカードを順番にめくっていき、そこに描かれている数だけ野イチゴを集めていきます。

 

後半のカードでは、左右どちらかのお友達に自分の野イチゴをプレゼントするというカードもあり、増えたり減ったりしながら、最後に一番たくさんの野イチゴを持っている人が勝ちとなります。

 

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ボードゲームを通して、

◯決められたルールを理解し、それに沿ってあそびを進めていくこと。

◯カードの絵から、数や左右など、指示された内容を読みとること。

◯集めた野イチゴは、各自の持っているヒモに、ヒモ通しで、増やしたり減らしたりすること。

◯勝ち負けや、多い少ないの結果にとらわれず、お友達やスタッフとゲームの楽しさを味わうこと。

など、様々な要素を体験していきます。

 

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ルールやカードの読みとりは、お子さんに合わせて、その都度スタッフと正しく確認していきます。

 

ヒモ通しの場面では、片手で野イチゴを持ち、もう片方の手でヒモを通していきますが、両手が同時に違う役割を行い、すでにヒモに通っている野イチゴがあれば、うっかり落としてしまわないように、手のひらで握っておく必要もあります。

 

小さなお子さんは難しさを感じることもありますが、グループのお友達も、この動作を慎重に根気強く繰り返すことができました。

 

「どうぞ」「ありがとう」の言葉もかけ合い、勝ったお友達もそうでないお友達も、笑顔でゲームを終えることができました。

 

グループのお友達が一緒にいることで、悔しい気持ちも心の中で受け止めたり、喜びを共感しあったりすることができています。

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