お知らせ > 2019-06 - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-06-28 10:23:00

言語聴覚士の一平さんです。
先日、5歳児を対象とした就学前のグループ療育の教材作成をしていました。
次の文章をご覧ください。

 

「づかけじゆびすがだるゕぽじりをきべはぷいさじひ」


ん?何かの暗号?意味不明ですが…
はいその通り、意味不明の文字列です。
では、次はどうでしょう?


「せよでずげのくかぶとむしあれしぼだかたそでへて」

 

これも意味不明?
いえいえ、よく見ると中ほどに…

 

「かぶとむし」

 

が隠れていました。
かぶとむし以外にも、お子さんの好きな単語を入れておくと楽しめると思います。

 

ランダムな文字列から単語を探すのは大人でもじっくり見ないといけません。
音読が苦手なお子さんは多いですが、好きなキャラクターや動物が隠れていれば取り組みやすいと思います。
繰り返していると、早く読めるようになったり読み飛ばしが減ったりすることが期待できます。
遊びながら読解力が身につくgoodな課題です。

 


2019-06-25 17:53:00

指導員の高橋です。

 

本日現在の空き状況につきまして、下記ご案内させていただきます。

 

 

『個別療育』

一対一のマンツーマンで一緒に取り組むことの楽しさを感じながら、言葉や認知の力を育てる幅広い課題、また、手先の訓練、視覚と運動を育てる課題、ルールのある遊びなど、お子さんのステップごとに細やかな支援を行います。

 

恐れ入りますが、現在は空きがございません。

 

 

『グループ療育』

3~4人ほどでグループをつくり、上手な友達付き合いの方法や集団生活のルールを楽しく学びます。自己表現などのやりとりの方法を身に付け、他者と関わる力を育みます。

  

「わかばグループ(1~2歳児)」 水曜日 9:30~10:30 

 

 

『音と色の療育』

3~4人ほどでグループをつくり、「音」や「音楽」の働きかけにより、情緒面・認知面・コミュニケーション面・身体面・感覚面それぞれの発達を育みます。

 

火曜日 14:00~14:45

金曜日 10:45~11:30

 

 

『就学前療育』(3人までの年長児支援)

就学前に、「座る・聞く・待つ」を身につけることをねらいとし、基本的には座学中心で、様々なことば遊びや数あそび、他児と力を合わせる遊び等を行います。

 

木曜日 15:00~15:45

 

 

よろしくお願い致します。


2019-06-21 14:33:00

言語聴覚士の一平さんです。
今回はお子さんとのやり取りについてです。
ある程度音声言語でのやり取りが可能になってきた場合に、オープンセットとクローズセットという関わり方があります。

オープンセットな質問とは…

 

「〇〇くんの好きな食べ物、なに?」

 

のような感じです。
質問された側は自由(オープン)に答えることができます。
しかし、お子さんによっては、オープンセットな質問を受けると答えにくい場合があります。
答えにくいのには理由があるのかもしれません。
もしかしたら…

 

「…なに、って聞かれてるけど、どういう意味?」
「…なに、って聞かれたけど、どう答えればいいの?」
「…う~ん、1つだけ言えばいいのかな。昨日食べたカレーおいしかったけど、ハンバーグも好きなんだよね。あ、まてよ、おやつでもいいのかな。あーどう答えればいいんだろう。わかんないから黙ってよう」


こんな風に考えているかもしれません。
1つ目は疑問詞の語彙理解を深めることが優先順位としては高そうです。「なに」は抽象的で理解が難しいのかもしれないので、まずは「だれ」「どこ」などを用いた固有名詞でのやり取りを積み重ねたいです。
2つ目はモデル呈示により質問応答の方法を学べば応じることができるようになるでしょう。
3つ目は失敗するのを嫌がったり恐れたりと、情緒面に特性があるお子さんに見られそうな反応です。


これと対をなすのがクローズセットな質問です。
例えば…


「〇〇くん、カレー好き?」
「カレーとハンバーグ、どっちが好き?」


のような感じで質問します。
選択肢が限られている(クローズ)ので、オープンセットな質問よりも応答しやすいです。
1つ目は「うん」「いいえ」が言えたり、頷いたり首を振ったりできればやり取りが可能です。
2つ目はどっちの意味がまだ理解できていなくても、カレーとハンバーグの写真を並べ、交互に指さしをしながら


「どっち?」


と聞くと、答えられるかもしれません。
徐々にオープンセットな質問にも応答できることを目指していきますが、まずは易しいクローズセットで、他者と言語でのやり取りを重ねることが大切だと考えています。
こちらの質問を変えるだけで、コミュニケーションが変わるかもしれませんね。

 


2019-06-18 11:23:00

指導員の高橋です。

 

7月の予定をお伝えさせていただきます。

 

こどものひろば』を7月は今月6月と同じく、毎週木曜日の13:15~14:30に開催させていただきます。

 

お子さまと保護者の方に自由に遊んでいただく場としております。

スタッフも『こどものひろば』に出ていますので、ご心配なこと、お困りのことがございましたら、お気軽にお声がけいただければと思います。

 

スタッフ一同お待ちしております。


2019-06-14 17:29:00

こんにちは。
言語聴覚士の一平さんです。


利用者の方の中には、音声言語を持たないお子さんもいらっしゃいます。
事実、生涯を通して音声言語を獲得できない方もいらっしゃいます。
私だけでなく当教室の職員一同、どんな子にも可能性があると考え、音声言語による表出を促しながら日々関わりを持っています。

 

以下に、私が個人的に気をつけていることを記します。

 

①お子さんが何らかの要求をできるようになる
乳児期には泣くことで空腹や排せつ物の不快感を訴えます。泣くこと以外の要求方法として、クレーン現象(大人の腕をつかんで要求物を取らせようとする)、指さし、ジェスチャー、絵カードの呈示、書字等と様々な方法があります。お子さんに合った要求方法を一緒に探しましょう。

 

②子どもに与えるばかりにならないようにする
お子さんとの関わっていると、周囲の大人はお子さんが何をしてほしいかわかるようになります。「そろそろトイレだよね、いこう」「喉乾いたでしょう、はいお茶」等と声をかけたくなりますが、行き過ぎるとお子さんが自発的に要求する機会を奪います。時と場合によりますが、お子さんから何らかの発信があるまで待つ、というのも大切だと考えています。

 

③子どもの発信にはすぐに応じる
例えば排泄を希望する場合に「おしっこ~」と言ってくれれば分かりやすいですが、言えないお子さんの場合です。もじもじして「あ、あ」という、ちらちらトイレを見る、落ち着きなく歩き回る等表現は様々ですが、曖昧であっても何かの要求だと判断した時には即時応答することが大切です。要求が他者に伝わることで、今後の更なる意思表出につながるのではないでしょうか。タイミングを逃さないことが保護者や療育者の仕事だと思います。

 

特に親子の関わりを見ていると、特に②に当てはまる方は多いと感じています。
この3点を意識するだけで、立派な言語指導者です。
一緒に進んでいきましょう。

 


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