当事業所の特徴について - 岡山市指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

当事業所の特徴について

・当事業所は、保護者の方に療育の様子を見守りしていただいております。

 療育でのお子さんの様子や反応、新しくできたことなどを、保護者の方に、その場で直接見守っていただくことを大切にしています。

 また、療育の後に毎回、保護者の方と振り返りを行っています。この振り返りは、私どもとしても、とても重要なことになります。

 療育においてお子さんが示した様子や反応について、保護者の方と私どもとで見立てが違う場合があり、お互いの気付きとなります。

 療育の方針や内容について、保護者の方のお考えやお気持ちと、常に向きを合わせながら療育を行っております。

 

 

・当事業所の「個別療育」は、療育が30分と保護者の方との振り返りが15分で、登室と降室の時間を合わせて全体で一時間ほどとなります。

 この時間幅は、他の事業所と比べて短い部類に入ります。

 お子さんが集中して取り組むことが出来る時間幅にしているということが一つと、もう一つ大きな理由があります。

 療育の実施において、その前段階の準備をとても大切にしており、準備にしっかりと時間を充てるためになります。

 お子さん一人一人に合わせて、毎回、ねらいを見立てながら療育内容を考察し、療育プログラムを組んでいきます。そして、療育プログラムに合わせて教材や道具を用意します。市販の物も用いますが、お子さんの興味をより引くことが出来るように、手作りすることを大切にしています。

 そして、課題一つ一つの提示の仕方や言葉掛け、様子や反応に合わせた展開などを頭の中でイメージして、一連の準備を整えます。

 そのためには、それなりの時間が必要であり、その時間をとても大切にしております。

 ついては、お子さん一人一人に対して、準備から実施まで十分に時間を充てて療育を行うようにしております。

 

 

・当事業所の「個別療育」は、コミュニケーション面(言葉や話の理解と表出、他者との関わり合いなど)、情緒面(気持ちの調節や新しいことへの対応など)、認知面(色・形・大小・数・量・空間認識などの基礎的概念、物の扱いや遊び方、イメージする力など)、手先・身体・感覚面など、様々な課題に取り組んでいきます。

例えば、言葉の発達がゆるやかなお子さんの場合、他者に関心を抱いて注目したり、同じことをしてみようと思ったり、楽しいや面白いと感じたりする情緒面の発達が大切です。また、手先や身体の発達が構音機能(口の形や息、口唇や舌などの動き)の発達に繋がります。人との関わり合いが心地良いと感じる気持ちが膨らみ、そして、言葉の理解が進んでくると、言葉の表出の拡がりに繋がっていきます。ついては、様々な課題に取り組んでいくことをとても大切にしております。