ごあいさつ
お知らせ
指導員の高橋です。
本年も、ご利用いただいております皆様、行政および関係機関の方々、地域住民の方々、そして、スタッフの皆に支えていただき、誠にありがとうございました。
思い起こせば、昨年3月1日に、早期療育を目指して私一人で法人を立ち上げ、そのあと、本当にたくさんの皆様から多大なるご支援をいただき、本年、おかげさまで開設2年目を迎えることができました。
至らぬことが多い私ですが、皆様の温かいお力によって人と人との輪となり、その輪が少しずつ大きく太くなってきており、お世話になりました皆様にあらためまして厚く御礼申し上げます。
来年も一日一日を大切に歩んでいきたいと思っております。
皆様良いお年をお迎えください。
こんにちは。
言語聴覚士のいっぺいさんです。
本日は吃音(きつおん)についてです。
当教室にお越しのお子さんの中にも、吃音でお悩みの方がいらっしゃいます。
「ぼ、ぼ、ぼ、ぼくね…」
「きょ、きょ、きょ、きょう、きょうはね…」
「し、し、し、し、しってるよ」
のように言葉の頭の音を繰り返す場合が多いようです。
DSM-4TR(アメリカ精神医学会の診断基準)によると、幼児期に発生する吃音は2~7歳に好発し、自然治癒率は20~80パーセントとのことです。
女児よりも男児に多く、人口の1%程度が吃音であるといわれており、身近に起こりうる症状なのです。
吃音の原因は遺伝的要因・生得的要因・環境要因などが考えられますが、いまだ解明されていません。
吃音へのアプローチとして、
①お子さまが吃る
②面接
③行動観察
④検査
⑤評価
⑥訓練
の流れが一般的です。
⑤の評価を受けて、⑥の訓練を行う場合や、すぐに訓練に移行せず経過観察になることもあります。
評価法や訓練法は様々な物がありますが、ここでは割愛します。
吃音の治療は、小児のリハビリを行う病院や施設で行われることが多いですが、当教室でもご相談いただくことができます。
お困りの方は、是非一度ご相談ください。
こんにちは。
言語聴覚士のいっぺいさんです。
もうすぐクリスマスですね。
クリスマスと言えばサンタさん。
保護者の方からは
「なんとなくサンタさんを理解しているようです。」
「ツリーの飾りつけを一緒にしました。」
「高額な玩具をお願いしていました(苦笑)。」
等とお聞きしました。
これらのお話からも、それぞれの子どもたちが成長したなぁと感じます。
「クリスマスにはツリーを出してキラキラの飾りつけをして、チキンやケーキで楽しく食事をして、夜には赤い服を着たサンタクロースが家にやってきて、眠った後にこっそりとプレゼントを置いていってくれる…」
私たちにとっては当たり前のことも、子どもたちにとっては当たり前ではありません。
言語理解力、想像力、色概念、因果関係理解、興味や関心の広がり、社会性…
これらの発達の上に、子どもたちのクリスマスがあると言えるのではないでしょうか。
みんなの所にお願いしていたプレゼントが届くといいね。
指導員の高橋です。
1月の予定をお伝えさせていただきます。
『こどものひろば』を来年1月は今月12月と同じく、毎週木曜日の14:00~15:15に開催させていただきます。
※1/3(木)はお休みをいただきます。
お子さまと保護者の方に自由に遊んでいただく場としております。
スタッフも『こどものひろば』に出ていますので、ご心配なこと、お困りのことがございましたら、お気軽にお声がけいただければと思います。
スタッフ一同お待ちしております。
指導員の高橋です。
12月9日(日)に、岡山市発達障害者支援センターの機能強化事業である「子どもの発達支援セミナー」研修会に参加して参りました。
この度の研修会のテーマは、「子どもの発達支援と家族支援」になります。
岡山市内の児童発達支援事業所・放課後等デイサービスの職員を中心に、子どもの発達支援に携わっている方々が参加されました。
子どもの社会性の発達を促進するために、いろいろとチャレンジすることが大事で、
「やってみたい」と思う気持ちを育み、
「やってみた」という経験を積み、
「その結果を周囲の大人に支えられる」経験を積む、
ことがとても大切であるということをあらためて認識して参りました。
子どもからのサインに対して、周囲の大人が、環境を整えて適切に応答することを積み重ねていくことによって、子どものこころに、「自分は大事にされる存在」「自分は大丈夫な存在」という自分に対する安心感が育まれていきます。
子どもとその家族に対して、その支援が少しでも出来るよう、日々歩んで参りたいと思っております。