描くことの基礎 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2018-03-09 21:20:00

法人代表・指導員の高橋です。

 

 

個別療育で使用するグッズで、最近作りましたものを一つご紹介させていただきます。

 

 

写真は、段ボールを「〇」や「△」の形にくりぬいたものになります。

紙の上に置いて、この形の中を色鉛筆やクレヨンで塗りつぶすようにして使います。

 

 

描くことにおいても、できるようになる段階があり、自由に線を描くところから始まります。

その次に、大人が手本を見せて「〇」のような形などを描いたりしていきます。

 

そのあと、点線をなぞったり、塗り絵をしたりしていきますが、このようにルールに沿って描いていくというのは難しいものです。

 

ついては、その中間として、「〇」や「△」の形をくりぬいたものを使います。

これは、その形の中を塗りつぶすというルールに沿って描くことになりますが、その形からはみ出すことはありませんので、点線なぞりや塗り絵よりは簡単に描くことができます。

(段ボールがずれないように、大人がしっかりと押さえておくようにします。)

 

そして、塗りつぶしたあとに段ボールを外すと、そこにはきれいな形の「〇」や「△」が描かれていますので、とても達成感があります。

慣れてきたら、その「〇」や「△」を組み合わせて、お家などのいろいろな形を描くこともできます。

 

「できた!」という達成感を大切にして、スモールステップを積み重ねていく療育を心掛けております。