「音と色の療育」 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2018-10-08 19:06:00

指導員の高橋です。

 

当教室では、「音と色の療育」という療育プログラムを行っております。

 

『音楽による療育』と、絵を描いたり・粘土創作をしたり・シールで模様を創ったりなどの『アート的な活動』の2つで構成されております。

 

昨年9月15日から体験会を始めさせていただき、昨年10月6日から実際の療育を行わせていただいておりますが、私は、『音楽による療育』の音楽講師のサポートとして、及び、『アート的な活動』のリーダーとして、現在まで、ちょうど100回の療育を行わせていただきました。

 

「どのようなことをして、どのような効果があるのですか?」というご質問をよくいただきますので、今日は、『音楽による療育』についてお話しさせていただきます。

 

ご存知のとおり「音」や「音楽」はとてもすごい力をもっており、良い音や元気な音楽、落ち着く音楽などを聴くと、とても楽しい気持ちになったり、穏やかな気持ちになったりします。

 

『音楽による療育』は、この「音」や「音楽」の持っている力を使って、意欲や自信を育んでいくというものになります。

 

『音楽による療育』は、専門の音楽講師による音や音楽の働きかけの中から、情緒面・コミュニケーション面・認知面・身体面・感覚面それぞれの発達を育み、次のような効果が期待できます。

 

「人への関心が少ない」

 ~楽器の活動で自分や他者の音を意識し、相手とやり取りする経験を積み重ね、人への関心を広げていく。~

「言葉の遅れが気になる」

~歌の活動をとおして相手の声を意識し、声を出す経験を積み重ね、音声言語の表出へと繋げていく。~

「身体のバランスをとるのが苦手」

~音や音楽に合わせた身体活動でバランス感覚を身につけ、楽しんで身体を動かす経験を積み重ね、運動意欲を高めていく。~

 

当教室では、【からだ・感覚・手先】【情緒】【認知】【コミュニケーション(理解/手段/関わり方)】の面で発達支援の目標を立てております。

 

「個別療育」「グループ療育」「音と色の療育」の3つの療育プログラムともに、上記の発達支援の要素をそれぞれもっておりますが、「音と色の療育」につきましては、特に、【情緒】【コミュニケーション(関わり方)】を育む面が大きいと言えます。

 

(現在、「音と色の療育」は、毎週火曜日10:45~11:30、毎週金曜日10:45~11:30で募集を行っております。)