ごあいさつ
お知らせ
当教室では、「音と色の療育」という療育プログラムを行っています。
音楽療法士による音楽活動と、絵を描いたり・粘土創作をしたり・シールで模様を創ったりなどのアート的な活動の2つで構成されています。
「音楽療育って、どんなことをして、どのような効果があるのですか?」という質問をよくいただきますので、今日は、『音楽療法による療育』についてお話しさせていただきます。
みなさんご存知のとおり「音」や「音楽」にはとてもすごい力があり、良い音や、元気な音楽・落ち着く音楽などを聴くと、とても楽しい気持ちになったり、穏やかな気持ちになります。
音楽療法は、この「音」や「音楽」の持っている力を使って、五感を刺激して人の内面にある力を引き出していきます。
リトミックは「人」が「音楽」に合わせて楽しさを体感しながら音楽を学ぶというものになりますが、音楽療法は「音」や「音楽」が「人」に合わせて働きかけを行い、意欲や自信を育んでいくというものになります。
音楽療法の発祥の地であるアメリカでは広く普及していますが、昨今、日本でも児童や高齢者の方を中心として心身の向上に音楽療法を用いることが広まってきております。
音楽療法は、専門の音楽療法士による音や音楽の働きかけの中から、情緒面・認知面・コミュニケーション面・身体面・感覚面それぞれの発達を育み、次のような効果が期待できます。
「言葉の遅れがきになる」
~歌の活動をとおして相手の声を意識し、声を出す経験を積み重ね、言葉の理解・表出へと繋げていく。~
「人への関心が少ない」
~楽器の活動で自分や他者の音を意識し、相手とやり取りする経験を積み重ね、人への関心を広げていく。~
「身体のバランスをとるのが苦手」
~音や音楽に合わせた身体活動でバランス感覚を身につけ、楽しんで身体を動かす経験を積み重ね、運動意欲を高めていく。~
音楽療法による療育は、お子さん一人ひとりの発達段階や、特性・
現在、『音と色の療育体験会』を開催しておりますので、是非一度、体験していただければと思います。