日記 > page 9 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-05-30 13:08:00

粘土遊び

児童指導員の酒井です。

 

毎回、療育プログラムの最後には、お子さんの興味や特性に合わせて、設定遊びや自由遊びを楽しみます。

 

その中でも粘土遊びは、リクエストしてくれるお子さんも多く、人気の遊びになっています。

粘土特有のやわらかい感触に触れ、指先から伝わる手ざわりを感じながら、情緒面でも穏やかな気持ちになって集中して遊ぶ様子が見受けられます。

 

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造りたいものへのイメージを膨らませて、こねたり、丸めたり、伸ばしたり、ちぎったりという指先の動かし方や力の加減、道具の使い方にも工夫しながら形造っていきます。

遊びの中で、様々な動きを経験して繰り返すことで、手先の器用さも養われていき、日常生活場面での、鉛筆や箸を持つ、ボタンの掛け外し、靴を履く、ひもを結ぶといった動作にも応用されていきます。

 

粘土を好きな車や食べ物に見立てて、ごっこ遊びへと発展させたり、感覚遊びとしての効果はもとより、自由に発想して、それを造り出す力にも繋がり、幅広い遊び方を楽しむことができます。

2024-05-29 04:45:00

『 色わたりジャンプ 』

保育士の中塚です。

 

5月25日(土)の「にじグループ」と「ほしグループ」で、

『 色わたりジャンプ 』

というプログラムを行いました。

 

活動のねらいは、

・手本動作と説明をしっかりと見聞きして、遊びのルールや約束事を理解する。

・遊びのルールや約束事にきちんと沿って、皆で一緒に楽しく遊ぶ。

・順番を意識しながら、友達が行っている様子を注目して見る。

す。

 

赤、黄、青、緑の4色の布と、同じ色のボールも用意します。

スタート地点で、4色のボールから好きな色のボールを一つ選び、その色と同じ色の布の上をジャンプして前に進んで行きます。

ゴールでは選ばなかった3色のボールがあり、紙コップの中に指定された色のボールを入れて、私達とハイタッチをして終了です。

 

 

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ルールが複雑なものは必ず手本動作をします。

手本動作をする事で、説明を聞くだけではなく、見て「こうするんだ」という安心感にもつながる為です。

 

にじ、ほしグループのお友達もしっかり見る事、聞く事が出来、ルールを理解して、スムーズに行なう事が出来ました。

紙コップに指定された色を入れる場面も、落ち着いて色を確認しながらボールを入れていました。

最後は私達と、「やったー、出来たね」と声をかけ、ハイタッチで喜びを分かち合いました。

 

このプログラムは1人ずつで行うため、座ってお友達の活動を待つ時間が発生します。

その時は、暇な時間を作るのではなく、私達と一緒に応援するようにしました。

「がんばれ!」「ジャンプできてるよ」と声をかけることで、お友達同士やる気がアップしていました。

2024-05-22 14:11:00

『 宝さがし 』

保育士の中塚です。

 

5月18日(土)の「にじグループ」と「ほしグループ」で、

『 宝さがし 』

というプログラムを行いました。

 

活動のねらいは、友達と一緒に宝さがしを行い「見つけたい」という前向きな気持ちをもちながらも、友達の位置や様子を感じ取りながら行動する経験を積むことです。

 

お子さん達の好きなキラキラした宝石や、指輪、コインのカードを用意して新聞紙の中に隠しておきます。

そのカードを1人3枚見つけ出します。

 

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カードが1枚見つけられると、「あった!」と喜び何枚も探そうと一生懸命になりますが、そこで自然とお子さん同士で、「ここにはないよ。」「あっ、こっちにあった。」と会話が生まれます。

 

つい3枚ではなく、1人が4枚、5枚見つける場合もありますが、そういった時は、「1人3枚だったよね?お友達まだ探してるからどうしようか?」と聞き、本人が友達の気持ちを考える時間を作るようにしました。

すると自ら、「多いから返す」「お友達にあげる」と伝えてくれ、お互いで、「ありがとう」「どういたしまして」といったやり取りも出来ました。

本人の思いと、相手の思いが気持ちよくやり取りできるように、少し時間がかかるかもしれませんが、自ら考える事も大切にしています。

 

2回目は、自分たちで宝のカードを隠す事にも挑戦しました。

見つからない様、新聞紙の奥に入れたり、端の所に隠したりと、また違った楽しみ方も出来ました。

2024-05-15 15:13:00

『 ぐみ・ちょこ・ぱん 』

保育士の中塚です。

 

5月11日(土)の「にじグループ」で、

『 ぐみ、ちょこ、ぱん 』

というプログラムを行いました。

 

活動のねらいは、早い遅い、勝ち負けではなく、友達とのやり取りそのものを楽しいと思えるようになるです。

 

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この活動はじゃんけんをして、

「ぐー」で勝ったら、『ぐみ』(2文字分進む)

「ちょき」で勝ったら、『ちょこ』(3文字分進む)

「ぱー」で勝ったら、『ぱん』(2文字分進む)

というルールがあります。

 

じゃんけんのルールもありますが、文字の数通り進むといった2つのルールが混在する為、理解するのに時間かかる事もあります。

繰り返し取り組む事で、ルールに慣れて楽しめるようになります。

  

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その中でじゃんけんでの勝ち負け、早くゴールした、遅くゴールしたという場面になり、「くやしい」「負けた」といった気持ちになる事があります。

そういった時には都度その気持ちを受け止め、「くやしかったね、次は勝てるかも」「負けても大丈夫だよ、次があるから」と大人が気持ちを代弁したり、励ます事でイライラする気持ちにいかないよう、「次もやってみよう」「次は勝てるかも」といったポジティブな思いに繋がるよう心がけています。

 

今回の活動もにじグループでは涙が出る事なく取り組むことが出来ました。

2024-05-09 15:27:00

紙芝居

児童指導員の酒井です。

 

毎回、療育プログラムの最後には、保護者の方と活動の振り返りをする時間を設けていますが、その間、お子さんはスタッフと一緒に様々な遊びを楽しみながら過ごしています。

 

土曜日に行っている年中さんのグループ療育では、設定あそびとして紙芝居を取り入れています。

 

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紙芝居は絵本とは少し違い、大きな画面に目一杯の絵が描かれていて、画面を抜き、差し込むという動作とともに物語が進んでいく様子に自然とわくわく感が高まります。
普段はあまり絵本に興味を示さない、集中が長続きしないというお子さんでも、紙芝居では物語の世界に入り込み、じっくりとお話を見聞きできることが多くあります。

 

グループ療育に参加しているお友達も、物語の場面や登場人物、キャラクターに共感して、「あ!◯◯だ!」「ぼく知ってるよ」「わたしも!」と、お友達同士の会話も盛り上がり、ことばときもちを交わしながら楽しんでいます。
読み手側からも、お子さんの目線や表情が真正面から見て取ることができ、相づちやアイコンタクトでコミュニケーションを図りながら読み進めていきます。

 

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紙芝居の読み聞かせを通して、「興味・関心」「見聞きする力」「想像力」「共感力」などに働きかけながら、関わり合いの心地よさを感じてもらえるようにしています。

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