日記 | 設定遊び - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-12-01 13:22:00

どんぐり遊び

児童指導員の酒井です。

 

年々、猛暑が長引き、今年の「秋」も一段と駆け足で過ぎてしまいました。

教室では、毎年、どんぐりあそびを楽しんでいます。

どのお子さんにとっても、どんぐりはとても魅力的なようで、手にすると、みんなパッと明るく嬉しそうな表情をしてくれます。

 

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大きい、小さい、丸い、細長い、といった大きさや形の違いを比べたり、触るとツルツルしたり、デコボコしたり、穴があいていたりもします。

色もうす茶色からこげ茶色まで、ひとつひとつが違っている様子をじっくり観察してみます。

図鑑の写真を参考に、木の種類を調べたり、どんぐりの食べ方を教えてくれたお友達もいました。

ペットボトルにつめてどんぐりマラカスを作ったり、テーブルに長い雨どいを設置して、上からコロコロ転がすシンプルな遊びも、何度でも面白みを感じて遊んでいます。

 

どんぐりあそびと合わせて、秋やどんぐりにちなんだ絵本や紙芝居の読み聞かせも行いました。

 

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あそびを通して、四季の変化や季節ごとの特徴にも関心を向け、視野を広げていけるような活動を取り入れています。

2024-11-07 14:49:00

パズルあそび

児童指導員の酒井です。

 

設定あそびの時間に、様々なパズルにチャレンジしています。

 

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パズルあそびでは、出来上がりの絵柄を想像しながらピースを選び、組み合わせを考えていきますが、あそぶ中で自然と観察力や記憶力、空間認知能力が育まれ、手先の細かな作業も身についていきます。

 

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大好きな乗り物やキャラクターのパズルでは、色味や形などがイメージしやすく、完成への期待感をもって、じっくりと集中して取り組む経験ができています。

 

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スタッフのアドバイスや手伝いも受け入れたり、自分で完成させることができた!という達成感を味わい自信をつけていくことで、他の様々な活動への自主性、積極性も高まってくると考えています。

2024-09-19 14:43:00

ごっこあそび

児童指導員の酒井です。

 

個別療育の設定あそびでは、おままごとやお店やさんごっこ、お医者さんごっこなど、普段目にする様々な場面にイメージを膨らませながら、「ごっこあそび」を楽しんでいます。

 

2~3歳のお子さんとは、おままごとセットでお料理のまねっこや、お医者さんになっての病院ごっこ。

2歳児さんも、体温計でアンパンマンのお熱を計ったら、「36度9分!」と、注射もチクッとして、お布団に寝かせてくれるなど、病院やおうちで、自分が経験したことを役になりきって再現してくれます。

 

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年中年長のお子さんになると、レジスターでお買い物をしてお金を払い、買った材料を使ってのお料理、コックさんになってレストランごっこ、カラフルな粘土を並べて31アイスクリームごっこなど、お子さんの自由な発想から遊び方も広がっていきます。

 

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お医者さんの「どうしましたか?」「お薬です」や、店員さんの「いらっしゃいませ」「ポイントカードはありますか?」など、お子さん自身がその役に合った言葉づかいを選び真似するなど、自然と語彙が増え、お話が進んでくるきっかけにもなっています。

 

はぐくみ教室を利用し始めた頃には、「一人遊びが多い」「車や電車でしか遊ばない」「おままごとができない」など、おうちの方からのお話があったお子さん達も、療育プログラムや設定あそびを通してスタッフとの関わりを重ねていくなかで、相手を意識して相互にやりとりする力が育ち、ごっこあそびを楽しむことができるようになっています。

2024-08-01 14:50:00

メイクンブレイク

児童指導員の酒井です。

 

年中さんのグループで、「メイクンブレイク」という積み木のバランスゲームを楽しみました。

このゲームは、個別療育ではスタッフと一対一で行ったり、グループでは、お友達とチームワークを図りながら遊んでいます。

 

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見本となる絵カードの通りに、カラフルな積み木を並べていきますが、カードの絵から全体の形をイメージして、積み木の色、数、位置などを組み合わせて完成させていきます。

上下・左右・前後などの空間の認知は、お子さんによってそれぞれですが、3歳から5歳くらいの時期には特に大きく伸びてくる力のひとつになります。

 

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積み木あそびが大好き、得意というお子さんは、「思い通りに自由に並べたい」「早く正確に並べたい」という気持ちが出てくることもありますが、グループでは、周りのお友達の様子を感じ取りながら、協力して行うことを大事にしています。

 

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「◯色はこっちだよ」「それはここじゃない?」と、お友達同士で声を掛け合ったり、置けるまで待ってあげたりと、思いやりの言葉や行動が自然と見られ、様々な形にチャレンジすることができました。

2024-07-09 13:16:00

ボードゲーム

児童指導員の酒井です。

 

年中さんグループで、あそびの時間に「くまさんとかぞえよう」というボードゲームを楽しみました。

ボードゲームのようなルールのあるあそびは、あまりおうちではしたことがないというお子さんも多く、教室では時々取り入れています。

 

このゲームは、自分の前に並んだカードを順番にめくっていき、そこに描かれている数だけ野イチゴを集めていきます。

 

後半のカードでは、左右どちらかのお友達に自分の野イチゴをプレゼントするというカードもあり、増えたり減ったりしながら、最後に一番たくさんの野イチゴを持っている人が勝ちとなります。

 

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ボードゲームを通して、

◯決められたルールを理解し、それに沿ってあそびを進めていくこと。

◯カードの絵から、数や左右など、指示された内容を読みとること。

◯集めた野イチゴは、各自の持っているヒモに、ヒモ通しで、増やしたり減らしたりすること。

◯勝ち負けや、多い少ないの結果にとらわれず、お友達やスタッフとゲームの楽しさを味わうこと。

など、様々な要素を体験していきます。

 

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ルールやカードの読みとりは、お子さんに合わせて、その都度スタッフと正しく確認していきます。

 

ヒモ通しの場面では、片手で野イチゴを持ち、もう片方の手でヒモを通していきますが、両手が同時に違う役割を行い、すでにヒモに通っている野イチゴがあれば、うっかり落としてしまわないように、手のひらで握っておく必要もあります。

 

小さなお子さんは難しさを感じることもありますが、グループのお友達も、この動作を慎重に根気強く繰り返すことができました。

 

「どうぞ」「ありがとう」の言葉もかけ合い、勝ったお友達もそうでないお友達も、笑顔でゲームを終えることができました。

 

グループのお友達が一緒にいることで、悔しい気持ちも心の中で受け止めたり、喜びを共感しあったりすることができています。

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