日記 | 設定遊び - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2025-04-23 14:35:00

スロープトイ

児童指導員の酒井です。

 

あそびの時間に、スロープトイを使って遊んでいます。

スロープトイは、ボールや車などを上から転がして楽しむ知育玩具です。

 

プラスチック製のものでは、カラフルなパーツが視覚的にも楽しく、羽根板のついたコースや、くねくね曲がるコース、ジェットコースターのように一回転するコースの上を、勢い良くボールが転がる様子にわくわくします。

木製のものでは、木がカラコロと鳴る音色と共に、ゆっくりボールが転がるので、お子さんの目でも動きを追いやすくなっています。

 

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コースを組み立てる時、やみくもにパーツを繋げるだけでは、ボールはスムーズに転がりません。

上下左右のバランスを考え、ボールの進路を想像しながら組み立てていきます。

コースもお手本通りや、オリジナルなど、何通りにも広がり、完成したコースに達成感を感じます。

遊び方も、スタッフと交代したり、競争したり、コミュニケーションを図りながら、お子さんに合わせて楽しんでいます。

2025-03-07 16:12:00

ペグさし

児童指導員の酒井です。

 

設定あそびの時間に、ペグさしを取り入れています。

キノコのような形をしたカラフルなパーツ(ペグ)を、穴のたくさん空いたボードに差し込んで遊びます。

 

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教室にあるペグは、大きいもので直径1.5cm、小さいもので3mmほどの細かなパーツになり、指先の器用さ、巧緻性(こうちせい)を高めることに繋がるあそびです。

また、形の見本を示して、それを再現することで、目と手の共応力も高まります。

 

慣れてくると、色の組み合わせや、ペグの配置を工夫して形を作ったり、想像力と創造力の成長にも働きかけながら遊びます。

お子さんとスタッフで、それぞれに好きな形を作り、質問形式でお互いに作っものを当てっこする、という遊び方も楽しくできました。

2025-02-11 16:05:00

ひも通し

児童指導員の酒井です。

 

設定あそびの時間に行っている『ひも通し』は、幅広い年齢のお子さんで楽しむことができます。

ひも通しには、ビーズタイプとボードタイプの、大きく2つのタイプがあります。

 

2歳頃のお友達とは、太めで柔らかすぎないひもと、大きめの穴のパーツを使って、一方向に繋げるように通していくビーズタイプから始めています。

ひもの端から入れて、反対の端まで通しきるというシンプルな動作も、小さなお子さんには難しいことがあります。

繰り返すうちに、1つ2つと上手に通せるようになり、動作に面白みを感じながら、熱中して遊べるようになってきます。

 

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4~5歳のお友達とは、たくさん穴のあいたボードタイプで、ひもも種類や本数を増やして行っています。

考え、想像しながら、自分なりのデザインに仕上げたり、手袋を編むように毛糸を通してみたり、楽しみ方も広がります。

 

視線を集中させ、指先を細かく調整しながら、左右の手で違う動きをするひも通しは、絵本を読む、字を書き写す、ボールをキャッチする、など、目と手の協応力を高めることにつながってきます。

2025-01-22 12:59:00

ブロックあそび

児童指導員の酒井です。

きもちとことばのはぐくみ教室には、いくつかのタイプのブロックセットがあり、お子さんの特性や興味に合わせて遊んでいます。
中でも、レゴデュプロは、パーツの大きさも程よく、ユニークな人形や動物のパーツが入っていることからも、大好きなお子さんが多いです。

 

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ブロックを手にすると、すぐさま独自に作りたいイメージを膨らませて、立体的な作品を組み立て始めるお子さんもいれば、ブロックあそびには、想像する力や考える力、それを形にするために空間認知の力も必要になってくるため、苦手意識を持っているお子さんも少なくありません。

 

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最初は、高く積み上げたり、長く繋げたり、崩したりして指先の動作に慣れるところから始まります。
同じ形のパーツだけをたくさん探し集めて、規則的に並べたり、敷き詰めたりすることで達成感を味わいながら遊ぶお子さんもいます
イメージして作れる立体のバリエーションが増えてくると、大きな作品や見立てあそびに広がっていき、家やお店、町などの空間を組み合わせるなど、思い描いた世界観を創造していく力も育まれていきます。
楽しみながら、自然とコミュニケーションも豊かになるブロックあそびをたくさん取り入れていきたいと思います。

2024-12-01 13:22:00

どんぐり遊び

児童指導員の酒井です。

 

年々、猛暑が長引き、今年の「秋」も一段と駆け足で過ぎてしまいました。

教室では、毎年、どんぐりあそびを楽しんでいます。

どのお子さんにとっても、どんぐりはとても魅力的なようで、手にすると、みんなパッと明るく嬉しそうな表情をしてくれます。

 

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大きい、小さい、丸い、細長い、といった大きさや形の違いを比べたり、触るとツルツルしたり、デコボコしたり、穴があいていたりもします。

色もうす茶色からこげ茶色まで、ひとつひとつが違っている様子をじっくり観察してみます。

図鑑の写真を参考に、木の種類を調べたり、どんぐりの食べ方を教えてくれたお友達もいました。

ペットボトルにつめてどんぐりマラカスを作ったり、テーブルに長い雨どいを設置して、上からコロコロ転がすシンプルな遊びも、何度でも面白みを感じて遊んでいます。

 

どんぐりあそびと合わせて、秋やどんぐりにちなんだ絵本や紙芝居の読み聞かせも行いました。

 

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あそびを通して、四季の変化や季節ごとの特徴にも関心を向け、視野を広げていけるような活動を取り入れています。

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