日記 > page 3 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-11-11 10:53:00

『 どうぶつ いろいろ かくれんぼ 』

児童指導員の高橋です。

 

11月8日(金)に、岡山市立幸町図書館さんから、『 どうぶつ いろいろ かくれんぼ 』という大きな絵本をお借りしてきました。

 

この絵本は、見開きの左側に色や模様が描かれていて、右側が何かの形にくり抜かれています。

 

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そして、ページをめくって色や模様と形を合わせると、動物が表れるという仕掛けになっています。

 

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11月9日(土)に、三人のお子さんの「個別療育」で、早速読ませていただきました。

 

ねらいは

・注目する力を伸ばす。

です。

 

三人とも、興味を感じてとても注目していました。

左側を指し示して私から「これは何色?」と問い掛けると、「きいろ!」や「みどり!」などと大きな声で答えてくれました。

そして、右側の文を読み、私から「何の動物かな?」「何の動物だろう?」と問い掛けると、明るく元気な声で「ライオン!」や「カメ!」などと答えてくれていました!

 

三人とも、注目し続けて、私からの問い掛けに対して、とても意欲的に応答していました。

今週も、何人かのお子さんの「個別療育」で実施したいと思っています。

2024-11-08 10:13:00

『 風船バレー 』

保育士の中塚です。

 

11月2日(土)の「にじグループ」で

『 風船バレー 』

を行いました。

 

ねらいは

・友達と一体感を感じる経験を積む。

・自分本位になったり、反対に、消極的になったりせずに、友達に任せたり、自分が担ったりして、調和を図りながら友達と関わり合いを持つ経験を積む。 

です。

 

初めは普通の風船を使い、3人で風船を床に落とさないようラリーを20回目指しました。

お互いの動きを見ながら、自分の近くに風船がきたら上手に上に上げ、相手の方へいったらその相手に任せて動くことが出来ていました。

風船は軽いので、お友達の方へポンと打ってもなかなか思っている方向へ飛ばないのですが、みんなで協力して風船の動きに合わせて移動しラリーを20回続けられました。

回数を声に出してみんなで数える事で、一体感も感じれたように思います。

 

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次に、手を繋いで輪になり、風船を手を繋いだまま床に落とさずラリーしました。

手を繋いでいると自分の行きたい方向に行けなかったり、周りの動きに合わせる難しさもあります。

自分の所に風船が来たときは自分がリードして手を動かし、相手の所へ行ったら相手の力に任せ、協力して動き風船が落ちないよう頑張っていました。

 

最後は大きな袋に空気を入れた、大きい風船でラリーにチャレンジしました。

落ちてくるスピードや、打つ感覚も違いますが、みんなで楽しんでいました。

これも床に落とさないようラリーし、失敗しても何度も挑戦して30回まで続けることが出来ました。

2024-11-07 14:49:00

パズルあそび

児童指導員の酒井です。

 

設定あそびの時間に、様々なパズルにチャレンジしています。

 

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パズルあそびでは、出来上がりの絵柄を想像しながらピースを選び、組み合わせを考えていきますが、あそぶ中で自然と観察力や記憶力、空間認知能力が育まれ、手先の細かな作業も身についていきます。

 

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大好きな乗り物やキャラクターのパズルでは、色味や形などがイメージしやすく、完成への期待感をもって、じっくりと集中して取り組む経験ができています。

 

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スタッフのアドバイスや手伝いも受け入れたり、自分で完成させることができた!という達成感を味わい自信をつけていくことで、他の様々な活動への自主性、積極性も高まってくると考えています。

2024-10-28 06:18:00

『 ももたろう 』

児童指導員の高橋です。

 

私は、月・水・金は訪問支援員として、保育園・幼稚園・こども園、そして、特別支援学校・小学校・中学校にも訪問させていただいております。

 

先日、とある中学校に訪問させていただいた際に、「社会」の授業で、NHK for Schoolの「おはなしのくに」の「うらしまたろう」を鑑賞して生徒皆で論じ合う、というのが行われていました。

 

これを見ておりまして、昔話の歌のペープサートを作ろう!と思い立ちました。

この時に見ていたのは「うらしまたろう」ですが、一番初めとして、「ももたろう」の歌のペープサートを作りました。

全部で20画面のものを作りました。

 

ペープサートのねらいは、

・注目する力を伸ばす。

です。

 

既に何人かのお子さんの個別療育で実施しましたが、みんな、とても注目してくれています!

やはり、昔から伝わるお話の歌の力はすごいな!と感じております。

 

今後、

「うらしまたろう」

「きんたろう」

「いっすんぼうし」

「はなさかじいさん」

「うさぎとかめ」

などのペープサートを作って、療育で実施しようと考えております。

 

みんな、楽しみにしていてね!

2024-10-27 08:44:00

『 秋の季節のもの 』

児童指導員の高橋です。

 

個別療育で、『 秋の季節のもの 』という語想起(言葉を思い浮かべる)の課題を実施し始めました。

(尚、10/26(土)の「にじグループ」と「ほしグループ」でも実施しました。) 

 

ねらいは

・体験したことや知識から、物事(言葉)を思い浮かべる。

・他者に対して、自分の考えを伝える経験を積む。

です。

 

過去7年間において、個別療育やグループ療育のプログラムとして、『 夏の季節のもの 』『 冬の季節のもの 』は頻回に実施しており、『 春の季節のもの 』も何度か実施したことがありますが、この度初めて、『 秋の季節のもの 』を実施し始めました。

 

前段として、絵カードを用いて、

一年には、春・夏・秋・冬の季節があることを確認し、

 

その後、やはり絵カードを用いて、

「冷蔵庫や洗濯機はいつも使うよね。扇風機はいつ使う?」

「フライドポテトやハンバーグは時々食べるよね。カキ氷はいつ食べることが多い?」

「園のお誕生日会は毎月(ふた月合同で二カ月に一回などの場合もあると思いますが・・・)あるよね。水遊びはいつやった?」

などと問い掛けます。

 

そして、やはり絵カードを用いて、

「春と言えば、桜、鯉のぼり、イチゴ・・・」

「夏と言えば、カキ氷、セミ、花火・・・」

「冬と言えば、雪、手袋、クリスマス・・・」

などを示します。

 

その後、いよいよ、

「秋と言えば何があるかな?」

「秋の季節のものは何があるかな?」

などと問い掛けます。

 

それだけだと思い浮かばないことが多いので、

「秋によく食べる食べ物(果物)は何かな?」

「秋に見る虫はどんなのがいるかな?」

「秋はどんな行事があるかな?」

などと、カテゴリーを絞って問い掛けます。

 

なかなか思い浮かばない場合は、

「赤い実の果物は何があるかな?」

「ピョンピョンとジャンプする、緑色の虫は何かな?」

「カボチャのお化けが出てくる行事は何かな?」

などとヒントを出していきます。

 

それでも思い浮かばない場合は、

「リンゴ」

「バッタ」

「ハロウィン」

などの写真やイラストを見せて、「これ何?」

と問い掛けます。

 

このようなやり取りを通して、頭の中に何かを思い浮かべる力(シンボル表象機能)を伸ばしていってもらえたらと考えております!

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