ボードゲーム - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-07-09 13:16:00

ボードゲーム

児童指導員の酒井です。

 

年中さんグループで、あそびの時間に「くまさんとかぞえよう」というボードゲームを楽しみました。

ボードゲームのようなルールのあるあそびは、あまりおうちではしたことがないというお子さんも多く、教室では時々取り入れています。

 

このゲームは、自分の前に並んだカードを順番にめくっていき、そこに描かれている数だけ野イチゴを集めていきます。

 

後半のカードでは、左右どちらかのお友達に自分の野イチゴをプレゼントするというカードもあり、増えたり減ったりしながら、最後に一番たくさんの野イチゴを持っている人が勝ちとなります。

 

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ボードゲームを通して、

◯決められたルールを理解し、それに沿ってあそびを進めていくこと。

◯カードの絵から、数や左右など、指示された内容を読みとること。

◯集めた野イチゴは、各自の持っているヒモに、ヒモ通しで、増やしたり減らしたりすること。

◯勝ち負けや、多い少ないの結果にとらわれず、お友達やスタッフとゲームの楽しさを味わうこと。

など、様々な要素を体験していきます。

 

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ルールやカードの読みとりは、お子さんに合わせて、その都度スタッフと正しく確認していきます。

 

ヒモ通しの場面では、片手で野イチゴを持ち、もう片方の手でヒモを通していきますが、両手が同時に違う役割を行い、すでにヒモに通っている野イチゴがあれば、うっかり落としてしまわないように、手のひらで握っておく必要もあります。

 

小さなお子さんは難しさを感じることもありますが、グループのお友達も、この動作を慎重に根気強く繰り返すことができました。

 

「どうぞ」「ありがとう」の言葉もかけ合い、勝ったお友達もそうでないお友達も、笑顔でゲームを終えることができました。

 

グループのお友達が一緒にいることで、悔しい気持ちも心の中で受け止めたり、喜びを共感しあったりすることができています。