日記 | 設定遊び > page 3 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-05-30 13:08:00

粘土遊び

児童指導員の酒井です。

 

毎回、療育プログラムの最後には、お子さんの興味や特性に合わせて、設定遊びや自由遊びを楽しみます。

 

その中でも粘土遊びは、リクエストしてくれるお子さんも多く、人気の遊びになっています。

粘土特有のやわらかい感触に触れ、指先から伝わる手ざわりを感じながら、情緒面でも穏やかな気持ちになって集中して遊ぶ様子が見受けられます。

 

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造りたいものへのイメージを膨らませて、こねたり、丸めたり、伸ばしたり、ちぎったりという指先の動かし方や力の加減、道具の使い方にも工夫しながら形造っていきます。

遊びの中で、様々な動きを経験して繰り返すことで、手先の器用さも養われていき、日常生活場面での、鉛筆や箸を持つ、ボタンの掛け外し、靴を履く、ひもを結ぶといった動作にも応用されていきます。

 

粘土を好きな車や食べ物に見立てて、ごっこ遊びへと発展させたり、感覚遊びとしての効果はもとより、自由に発想して、それを造り出す力にも繋がり、幅広い遊び方を楽しむことができます。

2024-05-09 15:27:00

紙芝居

児童指導員の酒井です。

 

毎回、療育プログラムの最後には、保護者の方と活動の振り返りをする時間を設けていますが、その間、お子さんはスタッフと一緒に様々な遊びを楽しみながら過ごしています。

 

土曜日に行っている年中さんのグループ療育では、設定あそびとして紙芝居を取り入れています。

 

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紙芝居は絵本とは少し違い、大きな画面に目一杯の絵が描かれていて、画面を抜き、差し込むという動作とともに物語が進んでいく様子に自然とわくわく感が高まります。
普段はあまり絵本に興味を示さない、集中が長続きしないというお子さんでも、紙芝居では物語の世界に入り込み、じっくりとお話を見聞きできることが多くあります。

 

グループ療育に参加しているお友達も、物語の場面や登場人物、キャラクターに共感して、「あ!◯◯だ!」「ぼく知ってるよ」「わたしも!」と、お友達同士の会話も盛り上がり、ことばときもちを交わしながら楽しんでいます。
読み手側からも、お子さんの目線や表情が真正面から見て取ることができ、相づちやアイコンタクトでコミュニケーションを図りながら読み進めていきます。

 

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紙芝居の読み聞かせを通して、「興味・関心」「見聞きする力」「想像力」「共感力」などに働きかけながら、関わり合いの心地よさを感じてもらえるようにしています。

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