間違い探し - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-11-08 14:43:00

こんにちは。

言語聴覚士の一平さんです。

 

今回は、個別療育で行う間違い探しについてです。

誰もが一度はしたことがあると思います。

子どもたちも大好きな間違い探しですが、良い点をいくつか挙げてみます。

 

①音声言語表出ができないお子さんにも参加できる

これはとても大きなメリットだと思います。

音声言語表出がない(口でおしゃべりができない)お子さんは活動が制限されることも多いのですが、間違い探しは指さしで見つけた場所ことを伝えることができます。

寄り添っている大人が、「ほんとだ、〇〇がちがうね~」と代弁してあげるとより良いですね。

 

②注意機能と遂行機能の練習になる

1つの物事にのめりこみやすいお子さんにおすすめです。

間違い探しは2つの絵を見比べなければなりません。

難しい言葉で言うと注意機能(いくつかの物事に注意を向けておく分配性注意)と遂行機能(いくつかの物事を同時進行する能力)の練習になります。

 

③ワーキングメモリの練習になる

ワーキングメモリも難しい言葉ですが、記憶した物事を使って別の作業を行う能力です。

例えば頭の中で買い物に必要な物を覚えておき、実際にスーパーで思い出して買い物する、といったものです。

間違い探しは、「一方の絵を覚えておいて、もう一方の絵の違うものを探す」という作業の繰り返しです。

買い物との違いは聴覚性であるか視覚性であるかという点です。

視覚情報が得意なお子さんには取り組みやすいですね。

 

④言葉の練習になる

私は、よくこの狙いで間違い探しを行います。

どこがどう違うかを言葉で説明してもらうのです。

名称理解、動作語理解はどうかな?

福祉や形容詞はどうかな?

助詞は適切に使えているかな?

語順はどうかな?

構音は問題ないかな?

等と目の付け所はたくさんあります。

 

インターネットや新聞にも間違い探しが掲載されています。

親子でやりとりしながら間違い探しをされるのも楽しいですね。