2つの「読む」 - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-08-23 18:02:00

言語聴覚士の一平さんです。
皆さんは「読む」と言えばどんなイメージですか?
声に出して文字を読む、声に出さずに文字を読む…
今回は2つの「読む」についてです。

 

 

音読
小学生が宿題で本読みをするときは声を出しますよね。
「読む」の基本となるのが音読です。
きちんと読めているか、自分の声で聴覚的にフィードバック(読めているか確認ができる)されるので、読み間違いを自分で気づきやすいという特徴があります。
言語野を司る、脳の左半球が大きく関与しています。

 

黙読
大人が新聞を読むとき、学生がテスト中に問題文を読むとき等はこれにあたります。
ほとんどの大人は、文字を声に出さず自然に読めますが、お子さんにとって難易度は高めです。
音読と違い、音声のフィードバックがない分誤りに気が付きにくいのです。
物の形や空間認知を司る脳の右半球が大きく関与しています。

 

 

音読は得意だけど黙読は苦手なお子さんが多いように感じます。
このことから、耳からの情報って本当に重要なんだなぁと思います。
まずは音読から楽しくできるようになればいいですね。
今は苦手でも、徐々に黙読につながればいいのではないでしょうか。