音声言語表出を促す - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-06-14 17:29:00

こんにちは。
言語聴覚士の一平さんです。


利用者の方の中には、音声言語を持たないお子さんもいらっしゃいます。
事実、生涯を通して音声言語を獲得できない方もいらっしゃいます。
私だけでなく当教室の職員一同、どんな子にも可能性があると考え、音声言語による表出を促しながら日々関わりを持っています。

 

以下に、私が個人的に気をつけていることを記します。

 

①お子さんが何らかの要求をできるようになる
乳児期には泣くことで空腹や排せつ物の不快感を訴えます。泣くこと以外の要求方法として、クレーン現象(大人の腕をつかんで要求物を取らせようとする)、指さし、ジェスチャー、絵カードの呈示、書字等と様々な方法があります。お子さんに合った要求方法を一緒に探しましょう。

 

②子どもに与えるばかりにならないようにする
お子さんとの関わっていると、周囲の大人はお子さんが何をしてほしいかわかるようになります。「そろそろトイレだよね、いこう」「喉乾いたでしょう、はいお茶」等と声をかけたくなりますが、行き過ぎるとお子さんが自発的に要求する機会を奪います。時と場合によりますが、お子さんから何らかの発信があるまで待つ、というのも大切だと考えています。

 

③子どもの発信にはすぐに応じる
例えば排泄を希望する場合に「おしっこ~」と言ってくれれば分かりやすいですが、言えないお子さんの場合です。もじもじして「あ、あ」という、ちらちらトイレを見る、落ち着きなく歩き回る等表現は様々ですが、曖昧であっても何かの要求だと判断した時には即時応答することが大切です。要求が他者に伝わることで、今後の更なる意思表出につながるのではないでしょうか。タイミングを逃さないことが保護者や療育者の仕事だと思います。

 

特に親子の関わりを見ていると、特に②に当てはまる方は多いと感じています。
この3点を意識するだけで、立派な言語指導者です。
一緒に進んでいきましょう。