水道のホース - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-05-10 18:21:00

こんにちは。

言語聴覚士のいっぺいさんです。

 

「ことばが遅いんです。」

「うちの子、全然しゃべりません。」

 

そんなご相談をいただくことがあります。

実際、音声言語表出による意思表出を行わないお子さんも多く療育に参加してくれています。

 

「なんとかしゃべってほしい。」

「ひとつの単語だけでもいい。」

 

そんな思いがご両親から強く伝わってくるので、私も様々な方法で言語表出を引き出そうとしますが、すぐに出る物でもありません。

 

先日、あるお子さんに水道につなげるホース(50cm程度のもの)を渡してみました。

はじめは端っこをガジガジとかじって楽しんでいましたが、もう一方をお子さんの耳に近づけると…

 

「???」

 

とても不思議そうな表情です。

ガジガジ、ふーふーの音が大きな音で聞こえてきます。

お子さんがかじっていた方をお借りして、

 

「おーい」

 

と糸電話のように声をかけてみると、びっくり!

声だけでなく、お子さん自身の息遣いやかじる音、息を吐く音や吸う音等…

口腔周辺の様々な動きが聴覚刺激としてダイレクトに伝わります。

 

特に呼吸(息を吐いたり吸ったりすること)は音声言語表出の基礎です。

呼吸を意識的にコントロールできるようになり、自発的な音声言語表出につなげていければと考えています。