カテゴリーを意識しよう - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2018-12-01 16:51:00

こんにちは。

言語聴覚士のいっぺいさんです。


寒くなってきました。
私は先日風邪をひき、咳が長引いています。
皆様も細菌やウイルスの感染にお気を付けください。
当教室にはウイルス対策のスプレーを設置しております。
どうぞご利用ください。


さて、今回はカテゴリー分類についてです。
子どもは言葉を理解するとき、まず事物の名称(パパ・ママ・ブーブ・ワンワン等)を覚えることが多いですね。
一般に、1歳半~2歳頃に訪れる言語獲得期に入ると、どんどん事物の名称を覚えていきます。
「その言葉いつの間に覚えたの?」と周囲を驚かせるほどです。

 

では、その覚えた事物をカテゴリーごとに分類できるでしょうか。
例えば、

 

にんじん・りんご・だいこん・いちご・トマト・ぶどう等は食べ物である
自動車・バス・電車・自転車・飛行機・船等は乗り物である
ライオン・キリン・シマウマ・ゾウ・パンダ・ウサギ等は動物である

 

といった具合です。
これができるようになるには、覚えた事物の機能に注目できなければなりません。
以下に声掛けの例をご紹介します。

 

ケース1
子「にんじん!(と言い、実物を指さす)」
親「にんじんだね。食べようか。むしゃむしゃ~(と言い、身振りで食べる真似をする)」
子「(にんじんはたべるものなんだ~へぇ~)」

 

ケース2
子「ぶーぶ!(と言い車の玩具を指さす)」
親「ぶーぶだね~、〇〇くん乗るよ!出発~!(と言い、車の玩具を走らせる)」
子「(ぶーぶは乗って走るものなんだ)」

 

このようなやり取りの中で事物の機能を意識し始めます。
発展してくれば、同じ食べ物でも「野菜」と「果物」に分類できるようになります。
より高度ですね。

 

このように事物の名前をたくさん覚えてきたお子さんへの声掛けをひと工夫すれば、徐々にカテゴリーを意識できるようになります。


ただし、言語獲得のペースは人それぞれです。
お子さんのペースに合わせて声をかけることが大切になります。
焦らずに進んでいきましょう。