見える部分と見えない部分 - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2017-10-31 18:56:00

こんにちは!

言語聴覚士のいっぺいさんです。

 

10月も最終日になりました。
そして一気に寒くなりました。
皆様、体調にはお気を付けください。

 

さて、表題の「見える部分と見えない部分」についてです。

来室されるご家族から、

 

「発話が少ないんです。」

「発音がよくないんです。」

「不器用なんです。」

「集中できないんです。」

 

などと多くの相談をいただきます。

これは「見える部分」です。

一度一緒に遊ぶだけで見える部分もあるでしょう。

 

では、発話が少ない子どもたちに「〇〇って言ってごらん」と促せば発話は増えるでしょうか?

答えはNOです。

なぜ発話が少ないか原因を探ることが重要になります。

 

情緒面の影響?

認知面のアンバランスさ?

器質的な問題?

理解面の遅れに起因?

聴覚障害?

 

原因はいろいろありますが、それらが複雑に合わさっていることが多いのです。

しかも、これらの原因は「目に見えない」ことが多いので様々な角度から検討する必要があります。

私たち療育者は、「目に見えない部分」を適切に評価し、個々に合った療育を行うことで成果が上がると考えています。

 

例えば発話の少ないAちゃんは、ご家族の話・遊びの様子・発達検査などから、言語表出面だけでなく言語理解面でも遅れがあり、気が散りやすく、目で見るより耳で聞くことが苦手だと分かりました。

コミュニケーション場面では集中できる環境を整え、さらに音声に視覚情報(絵や文字)をプラスすることで、理解力が伸び発話につながるかもしれません。

 

これは一例であり一人ひとり状態は違いますが、適切な評価から「見えない部分」を知ることがとても大切だとお分かりいただけると思います。

そのために、ご家族にはお子さまの家や園での様子を教えていただくことが重要となってきます。

たくさん話を聞かせてください。

 

「こどものひろば」は11月も元気に開催いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

教室を暖かくして、スタッフ一同心よりお待ちしております。