ごあいさつ
お知らせ
2017-10-17 17:01:00
こんにちは!
言語聴覚士のいっぺいさんです。
雨の日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか。
きもちとことばのはぐくみ教室では、保護者の方との振り返りを大切にしております。そんな中で「療育の目的を教えてください」と聞かれることがあります。
例えば、ボーリング遊びを例にあげてみます。
何かに注意を向けることが苦手なAちゃんは、ボールの転がる様子やピンの倒れる様子を「目で追う」ことがねらいになりました。
指先の運動が苦手なBちゃんは、ボールをしっかり両手で「持つ」ことがねらいになりました。
就学を前に数字や色の勉強を始めたCちゃんは、倒れたピンの数や色を確認することで「数や色の概念を学ぶ」ことがねらいになりました。
情緒面のコントロールが難しいDちゃんは、ピンが倒れて喜んだり倒れなくて悲しんだりすることによる「感情の理解」がねらいになりました。
このようにボーリング遊びだけでもたくさんの「ねらい」があるんですね。同じ遊びをしていても、「ねらい」はお子さまによってそれぞれ異なります。この「ねらい」に加え、療育中の「興味」「反応」につきましても、療育の振り返りで共有できたらと考えております。お子さまにあった療育を一緒に考えていきましょう!
まずは教室の雰囲気を体験にいらしてください。
皆様にお会いできることを、スタッフ一同楽しみにしております。