日記 > page 6 - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2022-05-09 13:37:00

「動作語」について

指導員の高橋です。

 

お子さんたちが日常生活でよく聞く動作語は、「食べる」「飲む」「着る」「履く」「洗う」「寝る」「座る」「見る」等々があります。

家庭や園で、それぞれ、ご家族や先生方からの声掛けにより、少しずつ理解していきます。

 

療育における動作語の獲得については、絵や写真カードを用いて、例えば、「飲むものはどれ?」と問い掛けて、複数の絵(写真)の中からコップの絵(写真)を指し示してもらったり、

「折っているのはどれ?」と問い掛けて、複数の絵(写真)の中から折り紙を折っている絵(写真)を指し示してもらったりしながら、進めていきます。

 

しかしながら、絵や写真カードに注目することが難しい場合があります。

そのような場合は、実際の動作に対して、その動作語を声掛けしていきながら、獲得を進めていきます。

 

例えば、手本を示してボールを足で蹴るように促し、お子さんがボールを蹴る動作に合わせて、その都度、「ける」「ける」と声掛けしたり、

物を掴んで箱に入れるような課題では、お子さんの動作に合わせて、「つかむ」「いれる」などと声掛けしていきます。

 

そのようなやり取りの積み重ねにより、自分の動作と言葉が繋がっていき、動作語の理解が少しずつ進んでいきます。

 

ご家庭での声掛けにおいても、促しや働き掛け、問い掛けの声掛けと共に、お子さんがやっていることそのものを言語化して言ってあげるのもよいと思います。

2022-05-09 13:08:00

「としさん」と競おう!

指導員の高橋です。

 

令和4年5月7日(土)の「にじグループ」で、今年も、『「としさん」と競おう!』という活動を行いました。

毎年行っていますが、活動内容としては、お子さんたちと私とで、「相撲」「綱引き」「ボールの投げ入れ」「キャタピラー(輪にした段ボールの中に四つん這いで入って前に進むという遊び)」の4つを競い合いました。

 

ねらいとしては、

・説明(指示)をよく見聞きして、内容(ルールや約束事)を理解する。

・友達と一体感を持つ経験を積む。

の2つを設定して実施しました。

 

お子さんたちは、私に勝ちたい!という気持ちから、注目して説明を見聞きし、やり方をしっかりと理解することができていました。

そして、友達と協力し合いながら、私との競い合いをとても楽しんでいました。

 

このような経験を通して、他者と関わり合いを持つことの喜び、そして、大切さを感じてもらえればと思います。

 

 

 

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