日記 | 設定遊び - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

日記

2024-05-09 15:27:00

紙芝居

児童指導員の酒井です。

 

毎回、療育プログラムの最後には、保護者の方と活動の振り返りをする時間を設けていますが、その間、お子さんはスタッフと一緒に様々な遊びを楽しみながら過ごしています。

 

土曜日に行っている年中さんのグループ療育では、設定あそびとして紙芝居を取り入れています。

 

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紙芝居は絵本とは少し違い、大きな画面に目一杯の絵が描かれていて、画面を抜き、差し込むという動作とともに物語が進んでいく様子に自然とわくわく感が高まります。
普段はあまり絵本に興味を示さない、集中が長続きしないというお子さんでも、紙芝居では物語の世界に入り込み、じっくりとお話を見聞きできることが多くあります。

 

グループ療育に参加しているお友達も、物語の場面や登場人物、キャラクターに共感して、「あ!◯◯だ!」「ぼく知ってるよ」「わたしも!」と、お友達同士の会話も盛り上がり、ことばときもちを交わしながら楽しんでいます。
読み手側からも、お子さんの目線や表情が真正面から見て取ることができ、相づちやアイコンタクトでコミュニケーションを図りながら読み進めていきます。

 

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紙芝居の読み聞かせを通して、「興味・関心」「見聞きする力」「想像力」「共感力」などに働きかけながら、関わり合いの心地よさを感じてもらえるようにしています。

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