なぞなぞ - 岡山市北区 児童発達支援事業所 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2018-01-12 18:22:00

法人代表の高橋です。

 

今年に入って、主に年中・年長さんの個別療育で「なぞなぞ」のプログラムを多く取り入れています。

 

「なぞなぞ」と言いましても、ひねりやとんちのきいた「なぞなぞ」ではなく、『ある物事の説明』を聞いて、その物事をあてるという「なぞなぞ」問題になります。

 

ねらいとしては、

・「なぞなぞ」を解く楽しみを体験しながら、物事の説明を集中して注意深く聞く。

・言葉による質問から、物事のイメージを巡らせて言葉で表出する。

・『ある物事の説明』をたくさん聞くことにより、『物事を言葉で説明する力』をつける。

になります。

 

今これを書きながら問題を考えますと、

例えば、

『雪』という答えで、

問題は、『ふゆのさむいひに、そらからふわふわとふってくる、しろくてつめたいものってなーに?』

などになります。

(岡山市はあまり雪が降りませんのでイメージがわきづらいかもしれませんが。ちなみに私は山形出身でして、今とっさに『雪』のなぞなぞ問題が浮かびました。)

 

『雪』を説明してください、と小さいお子さまに聞いても、すぐにすらすらと答えるのはとても難しいものです。

上記のように、『雪』の説明を聞いて、それをイメージして『雪』とあてる方が簡単です。

 

『ある物事の説明』をたくさん聞くことによって、少しずつ、『物事を言葉で説明する力』をつけていってもらえればと思っております。