教科学習に進む前に - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-12-07 11:49:00

こんにちは。
言語聴覚士の一平さんです。

小学校に入ると教科学習が始まります。
保育園幼稚園はそのような概念がありませんが、小学校に入ると1時間目は国語、2時間目は算数…のように時間割により予定が組まれ、教科ごとにその内容を学びます。
それを教科学習といいます。

教科学習の例として、いつも療育で行っている音読を例に挙げます。
小学校の国語の時間では音読(本読み)が始まり、宿題に出されることもあるでしょう。
逐次読み(1音1音読む)中心のお子さんが文字をスムーズに読めるようになるには、ある程度の経験が必要です。
逆に言うと、毎日繰り返して読んでいるとスムーズに読めるようになります。
文字の形と音が一致してきたら、「つなげて読んでみよう」と声を掛けながら見本を示します。
コツをつかむと、数日で単語レベルがスムーズに読める子もいます。

さて、ここまでに

「毎日繰り返す」
「経験を積む」

と言う言葉が出てきました。
文面にすると簡単です。
しかし、子どもたちにとってそれを実行することはとても難しいのです。
今後、教科学習に移行する上で必要な力は、

①座って過ごすことができる力
②集中持続する力

この2つだと思います。
まずは好きな遊び、興味のある題材で長い時間取り組める遊びを行うといいですね。
恐竜?虫?迷路?積み木?ままごと?なんでもOKです。
お子さんが、時間を忘れて没頭できるものを探してみてください。
そして、徐々に数や文字を含む活動に移行していくと、スムーズに進みやすいです。

余談ですが、最近、療育で使用している音読教材は「あいうえおうさま」(寺村輝夫著.理論社.1979)という本です。
昔からあるロングセラーの本ですが、とてもいい教材です。
2文節程度の短文で構成されているので、初期の音読に最適です。
教室の図書コーナーにありますので、是非ご覧ください。