聞き取りの練習 - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-07-26 11:31:00

言語聴覚士の一平さんです。


言語でのやり取りがスムーズにでき始めたお子さんに、聞き取りの練習を行うことがあります。
日本語は「あめ」「かめ」「まめ」のように声に出すと似てるのに、意味が大きく異なるものがたくさんあります。
なので、正確に音を聞きとる練習は大切です。
聞き取りの練習は、構音障害があるようなお子さんに対し、音韻理解のチェックとして行うこともあります。

 

例えば

 

「いす」と「いぬ」

 

のような音韻的に類似したものの絵を見せます。
次に、

 

「先生が言った方を指さしてね、じゃあ…いす!」

 

のような感じで始めます。

 

「いす、いす、いぬ、いす…」

 

のように療育者は音声呈示します。
お子さんには都度指さしをしてもらい、違いが聞き取れているか確認します。

 

「くり」と「くぎ」
「くま」と「くるま」
「おじさん」と「おじいさん」

 

なんかもいいですね。
上級者は

 

「あめ(雨)」と「あめ(飴)」

 

のような同音異義語にチャレンジしましょう。
アクセント(強く読む場所)が「あ」にあるか「め」にあるかで意味が変わりますね。
地方により、同じ意味でもアクセントの場所が違うことにも注意が必要です。
例えば、関東出身の人と関西出身の人に「あめ(雨)がふる」と音読してもらうと違いがはっきり出ます。
これは、出題者側が気をつけなければなりません。

 

聞き取りの練習を楽しく行えるようになると、より言葉のやり取りがスムーズになり、コミュニケーションが楽しく感じられるかもしれませんね。