場面緘黙(ばめんかんもく)への支援の例 - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2019-01-31 13:51:00

こんにちは。

言語聴覚士のいっぺいさんです。

 

場面緘黙という言葉をご存知ですか?

発達障害、ADHD、学習障害等に比べ、場面緘黙という言葉はまだ認知度が低いようです。

場面緘黙とは「家ではよくしゃべるのに、学校や園ではしゃべれない」のような様子のことで、医学的には不安症と呼ばれます。

しゃべれないだけでなく、不安な場面では身体の動作も止まる、緘動(かんどう)と呼ばれる症状を伴うこともあります。

お子さんによって、緘黙・緘動の程度は異なります。

また、場面により緘黙・緘動の様子は変化することが多いです。

 

生まれ持った性格(遺伝要因)に親・兄弟・友人・周囲の大人等による負荷(環境要因)が加わることで発症することが多いとされており、幼児期に発症した場合の多くは予後良好です。

しかし、不登校やうつ等の二次的な障害につながることも考えられるため、支援が必要となります。

 

例えば家ではよくしゃべるが、家以外ではしゃべらないお子さんの場合です。

例えば療育中に、首振り・頷き・指さし・表情等で意思を示してくれれば、それを認めて意思表出できていることを肯定します。

コミュニケーション場面では急いでしゃべらせようとするのではなく、その子ができる方法で意思表出を重ね、徐々に表出の幅を拡げていくことができればいいのではないでしょうか。

学校や園等の集団生活では、「おとなしい子」「手がかからない子」と思われることが多く、支援されずに放置されることも問題になりやすいです。

なるべく担任の先生の近くの席にしてもらったり、加配の先生が近くにいる環境でコミュニケーションが取りやすくするのもいいでしょう。

また、音声言語での表出を強制しない配慮が必要です。

 

あくまでこれは一例ですので、個々に合った支援が必要です。

ご心配な方は、医療機関にご相談されることをおすすめします。

当教室でも相談をお受けしますので、お気軽にご連絡ください。