音声や音に注意を向けてみよう - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2018-06-19 16:48:00

こんにちは。

言語聴覚士のいっぺいさんです。

 

皆さんは音と言えば何をイメージしますか?

例えば、私は現在パソコンをタイピングしながらこの文章を作成しており、キーボードを指で叩く音を聞いています。

私たちが会話に使う声も音の一つですし、様々な楽器の音、トイレを流す「ジャー」という音、踏切の「カンカン」という音…挙げればきりがありません。

玄関の「ガチャ」っという音で、パパが帰ってきたこともわかりますよね。

 

療育場面では、新生児スクリーニングや聴力検査では聴力に異常はないのに、音に注意を向けにくい子どもたちに出会うことがあります。

聞こえているはずなのに聞こえていないように見える(音に反応が薄い)のです。

 

このような子どもたちは「視覚情報に頼っている」場合が多く、見本通りにブロックを組み立てることや2つの絵の間違い探しなどの視覚性課題は得意であることが多いです。

今後就学したり社会にでたりすると、視覚情報がなく音声や音のような聴覚情報のみから情報を集めなければならない場面がでてきます。

小学校の校内放送やチャイムがいい例です。

 

音に注意を向けにくい子どもたちは、まず音に興味を持つことが大切だと考えています。

楽器を使ったり、音声をオウム返しする人形で遊んだり、動物の鳴き声を聞いて動物図鑑の中からその動物を探したり…方法は人それぞれです。

興味のある分野から音に触れ、徐々に視覚情報に加え聴覚情報から課題を解決する力を身につけていってもらえればと思います。