目的と手段の分化について - 岡山市 指定 児童発達支援 きもちとことばのはぐくみ教室

ごあいさつ

お知らせ

2018-04-10 20:14:00

こんにちは。

言語聴覚士のいっぺいさんです。

暑くなったり寒くなったり体温調節が難しい日々ですね。
皆様も体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

子どもの目線でみると、高い場所にぬいぐるみが入った箱が…
手は届かないですが、取りたいなあ…
よく見ると箱からはひもがぶら下がっています。

 

そのひもを手に持って引っ張ると…

 

箱が傾いてぬいぐるみが落ちてきたので、無事手に入れることができました。

 

この遊びのねらいは「目的と手段の分化」にあります。
例えば目の前に風船があるとします。
風船で遊びたいと思ったら目の前の風船を取ればOKですよね。
つまり目的は「風船で遊ぶこと」で、手段は「目の前の風船をとること」なので単純です。

 

しかし今回は手の届かない高い場所にぬいぐるみがあります。

ぬいぐるみで遊びたいけど届かないのです。
初めてこの仕掛けを見た子どもはどうすればいいかわかりませんが、一度見本を見せるとぬいぐるみが手に入るので喜んでくれます。
何度かやり方を見せるとひもを引っ張ることを覚え、ぬいぐるみを簡単に手に入れることができます。
目的は「ぬいぐるみを手に入れること」ですが、手段は「ひもを引っ張り箱を傾けること」ですね。

 

目的を達成するために道具を操作したり何らかの工夫をすることは、子どもにとって興味・関心が広がるきっかけになります。
また、試行錯誤して自分自身で問題解決する力をつけていきます。
自分で問題を解決する力は、大人になってからも必要です。
時間をかけて、じっくり身につけていってもらえればと思います。